` T-HC Comfort Audio社 Duettパーソナルリスナ  用法説明
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まず各部を説明します。

誤った使い方はご自身の耳とこの小さなデバイスに損傷を与えるかもしれません。最高の使用感のため、そして不快な結果を避けるためご覧ください。 [DUETT-BASIC_FUNCTION
  ⑭と⑳はシリーズ内のオプション、添付有無は各商品で要確認。
■用法■

モード選択
モード選択用のスライドノブは3位置動作です。下がオフ、上がマイクモード、その間がTモードです。マイクモードではグリーンのLEDが点灯し。マイクの入力を増幅してイヤフォーン/ヘッドフォーン/T-コイル用ジャックに出力します。
TモードではオレンジのLEDが点灯します。このモードはT-コイルからの受信用で、公共機関などでT-コイルを介した音声情報提供をしているエリヤ内ではこのモードで音声情報を受けることができます。

最大音量調節
最大音量調製器の設定は重要です。うっかり音量調節ツマミが最大位置になった状態でモード選択ノブを操作しても設定した最大音量以上にしないための安全機能です。
最大音量調製器は背面のポケットクリップ脇にあります。2mmの(-)ドライバで調製します。この調製器は1--9の範囲で設定でき、工場出荷状態で2になっています。
1が最低音量、9が最大音量で、9で約60dBの増幅度が得られ、最大音圧レベルは133dBにもなります。したがって、使用前や、毎回、モード切替ノブをスライドさせて使用開始する際、(3)の音量ツマミは最小値に設定しておくよう留意すべきです。同時に、最大音量調製器を必要以上に大きな音量に設定することは控えるべきです。
また、増幅度は大変大きいためマイクとイヤフォーンやヘッドフォーン、或いはT-コイル使用時は補聴器ハウリングとの距離が近いと不快なハウリングが生じる可能性があります。最大音量設定はハウリングが生じない範囲に設定します。

ネックループ使用時
高機能な補聴器にはT-コイル(テレコイル)が内蔵されていることが多いのですが、国内では補聴器屋さんが簡単な補聴器の操作のために、説明せずに、これをオフに設定していることが多いと聞きます。T-コイルをオンにしてもらうと、コンフォートDuetteとネックループの組み合わせでコンフォートDuettの快適な機能を補聴器を介して利用可能にできます。コンフォートDuettは出力をネックループから補聴器に磁気誘導無線で送り、補聴器がこの信号を捕らえ、補聴器の快適さを強化します。
この場合ですが、最大増幅設定は、概ね(1)--(6)の間に設定します。(6)にしてもコンフォートDuettが機能しない場合、ネックループと補聴器の距離が遠くないか確認し、補聴器やさんにT-コイルのレベルを上げてもらってください。(まず、コンフォートDuetteの故障ではありません)

イヤフォーンやヘッドフォーン
コンフォートDuettはネックループとイヤフォーン、ヘッドフォーンがジャック互換です。何れを差し込んでも動作します。イヤフォーンやヘッドフォーンを接続すると、コンフォートDuettはほとんど補聴器と同様に動作します。ましてこの小さなデバイスは人間工学的、音響工学的に優秀な設計が為されていると実感します。良い音、聴き易い音で会話は勿論、TVや音楽や電話が楽しめます。イヤフォーンはご自分で用意したものも使えますが、夫々性能が違います。またこの用途では音漏れは不快なハウリングを招きます。良い音質の耳にあった音漏れのないイヤフォーンをご使用になることをお勧めします。

低音域低減
聴こえに不自由がある場合、多くは高域の聴こえが低下しています。コンフォートDuettは電池カバーを開けたところに赤いスライドスイッチのノブがあり、上に上げると600Hz以下の低音域が低減し、相対的に高音域を補強した動作になります。是非ご利用いただきたい機能です。

充電器
コンフォートDuettは単四のNiMH電池1本で動作しています。添付の充電ベースにコンフォートDuettを差し込めば自動的に充電されます。1時間の利用に対し概ね1時間の充電が必要です。空の状態からフル充電迄には約14時間が必要です。フル充電の状態では使用状況でバラツキもありますが、15--20時間使用が可能です。なお、バッテリーの交換はケースのバッテリカバーをスライドして開け新しいバッテリに交換することができます。この際、極性の間違えにご注意ください。(プラスが下向き)
充電ベースにコンフォートDuettを差し込むと充電器は自動的に動作し、充電表示灯が点灯します。抜けば自動的に停止します。

充電モード
コンフォートDuettは本体を充電ベースに差し込むと、モード選択ノブがどの位置にあっても、また、たとえTVキットや電話キットを接続して使用していても常に充電されます。

電池の電圧低下
充電乾電池の電圧が正常ならモード選択ノブの位置に従ったLEDが連続点灯しますが、電池電圧が低下するとLEDは点滅します。その後、LEDは消灯しますのでコンフォートDuettを充電ベースに差し込んで充電するか、充電した電池に交換してください。

アクセサリの利用
コンフォートDuettにTVキットや電話キットのアクセサリがあります(別売)。これらはコンフォートDuettでなく充電ベースに接続して利用し、コンフォートDuettを充電ベースに差し込んだ状態で用います。TVの音声や電話の音声を聞きやすくします。TVキットには約10mの音声コードが添付しています。

ご注意: 本製品は輸入品です。